
最近、リアルで、閉鎖の決まったギャラリーに絵をすきなだけ展示してもいいよ、と誘っていただきました。
ギャラリーも営業的なことはこだわりません、ということで、無料で2週間もの間スペースを提供してくださったのでした。都心からは遠くはなれた古民家で、宣伝もあまりしなかったので、1人しかお客さんのこない日もあったりで、ギャラリースタッフさんと自分のための展覧会という感じでした。
そんな感じなので、普段はあまり人には見せなかった絵や、SL関係の個人的な絵なども展示してみました。
画像左の「わたり」という絵はSL内でも販売している絵です。
この絵は、なぜかずっと頭の中にあった形で、仕事の打ち合わせ中や、電話中などのイタズラガキにしょっちゅう描いていたので、ちゃんと板に描いてみようと思った絵でした。
描いてみるとあっという間に一気にできてしまって、描き込みも気持ち悪いくらいになりました。
その後なにも描く気がしなくなって、描きたい物も特にない感じだったのだけれど、手だけは動かしておいた方が良いといつも思うのでした。
とりあえず暗く塗った画面に木立を延々と描いていました。(けっこうこういうのが楽しい)
それが画像右の絵です。手を動かすためだけの絵でした。
描いては黒を薄くかけるということを繰り返していました。
そのうち鳥を描きながら、
もし、たったひとりで産まれてだれにも影響をうけないでいても、始めてしまうことってなんだろう、、、
なんてことをぼーっと考えながら、鳥の気分になって巣をつくったり、意味不明なものを巣に集めたり、そんなものを描き加えているうちに気が済んで放置していた絵だったのでした。
発表もしないだろうと思っていたので、1年くらい前にSL内の親しい人たちの誕生日とかに送らせてもらっていました。
今回リアルのギャラリーでこの二つの絵を並べて展示してみると、対なんだなぁ、、、ってことに気がつきました。渡ることと籠ることが、にわとりとたまごみたいなものに感じられました。
そういえば、この「わたり」という絵から:D:D;Dが[Migratório]という曲をつくってくれていました。
どこかで聞いたらこの絵のことも少し思い出してもらえたら嬉しいです。
そしてそして、その:D:D;Dにすてきな歌姫がみつかったという噂です。
ほんとによかった!