2009年11月30日月曜日

作品を入れ替えました



新作が何点か仕上がり、ギャラリーの展示を替えようと整理していたところ、まだ置いたことの無い作品がいくつか見つかりました。
あいかわらず冬の絵が多いのだけれど、特に12月頃におきたいな、と思っていて去年すっかり忘れていたものたちでした。なので、新作は後回しにして、今回はこのシーズンにあいそうなものを置くことにしました。
前にも(2008/10/24)ここで書いた村のシリーズから、「カテドラル」と「門番」です。
カテドラルは村の建物の中でも最大級かと思われます。

その他にも12月に似合いそうな作品をいくつかおいてありますので、お時間があったら見にきていただけたら嬉しいです。

2009年10月1日木曜日

10〜12月のカレンダーができました。



今回は紙に鉛筆で描きました。
ロシアの童話にでてくる「雪娘」を描きました。
ロシアのクリスマス風景の写真をみると、ロシアのサンタクロースのような人物(マローズ)の隣に、いつも着飾った女の人がいるのが気になって調べてみたところ、雪娘とよばれている女の人だということがわかりました。
大人向け、子供向けと、いろいろな話があるみたいです。
ロシアの入れ子人形マトリョーシカのクリスマスバージョンは、一番外側の大きいのがマローズで2番目あたりに雪娘が入っているようです。

それから、お知らせがあります。

SLをはじめて間もない頃からの友達のKaren Otsukaさんという人がいます。
SLでずっと音楽活動をしているのですが、初めてのコンサートを開くことになりました。
初めて絵を見てもらってから少しして、絵のイメージで音楽をつくってくれた時は本当に嬉しかったです。
その時の曲が「Saudade」という作品です。
その曲にイメージしてくれたのがこの「製作所」という作品でした。
絵を何枚か見てもらったときに「なんだかなつかしい」と言ってくれたのが、とても嬉しかったのを覚えています。なつかしいって感覚は、奥深いところでなにかが交信したような、そんな気がするからです。

Karen Otsuka 1stコンサート「Forest Notes」
2009年10月4日 日本時間23時開演
場所はこちらになります。

2009年7月2日木曜日

7~9月のカレンダーができました


7~9月のカレンダーができました。
今回はいつもつかっている絵の下地の荒く塗った石膏に、直接鉛筆と
木炭で描きました。
イグアナと牡丹です。
いつものように、フリーでギャラリーにおいてあります。

少し前からこのカレンダーシリーズを置いてくれているお店がOMOTESANDOにあります。
Mon amieさんといいます。
セレクトショップとカフェがあって、いつ行っても面白い人とモノであふれています。

あみちゃんの表情にさんざん駄目だししたあげく、後ろ姿なうえに小さくてごめんなさい。
こんな風に庭の一部分、KALAVINKAのコーナーをつくってくれました。裏にも作品をかざってくれたりしています。どうもありがとう!

2009年6月10日水曜日

技法について1


久しぶりの更新になってしまいました。
この2ヶ月ほどはあまり描かずに、支持体を作っていました。
湿気が少なく、涼しい時期が素材のためだけでなく、体力的にも都合が良いので毎年今の時期に作ることが多い気がします。
やっと何枚か仕上がってほっとしたので、前から書こうと思っていた技法についてすこし書いておきます。
1 
180㎝×90㎝くらいのシナ合板を電気のこぎりで好きな形に切り分け
ます。
イメージのできている形を優先してきって、のこりは適当にきっておきます。
2
にかわ(うさぎ)を10倍の水にいれて、湯煎でとかします。
3
同量の石膏(ボローニャ石膏)を入れて石膏液をつくります。
4
豚毛の筆で石膏を縦横になんども塗り重ねます。最終的に2〜3ミリの厚さにします。
5
乾燥したら(1ヶ月ほど放置)木炭を塗り込みます。
6
塗り込んだところ(細かい凹凸にも指でしっかり塗り込みます)。
7
鉄の板で削ります。真っ白くなった時が完全にフラットになったことになります。
そのあともう一度石膏液で気泡などをうめて、サンドペーパーで磨いて出来上がり。


この作業中は、時間の空いたときなどに絵のモデルのスケッチに行ったりします。
これから描く予定なのは2人のミュージシャンです。

楽器はみんなとても美しいものだと思います。
アイリッシュ音楽をやっている友人に、楽器をみせにもらいにでかけました。
アコーディオンとハープをみせてもらいました。両方とも大きな物から小さな物までありました。
特に小さいハープを抱えた姿が天使のようでおもしろかったです。


それにしてもミュージシャンというのはどういう頭と体をしているのだろうといつも羨望の眼差しでみてしまいます。
自分はじゃんけんでさえ、あとだしで負けてしまったりするほどの、リズム感のなさにうんざりしたりします。
両手両足別に動かして、歌ったりおどったり、、、どういう才能なんだろうっていつも思います。





2009年3月27日金曜日

4~6月のカレンダーができました



新しいカレンダーができました。
ギャラリーにフリーでおいてあります。
KALAVINKAでのカレンダーもこれでちょうど1年目です。5つ目になります。
1年たったのでデザインも変えてみました。
この1年、カレンダーについては、周りの人たちと、今月はとばそうか、とか10日始まりでもいいかな、などと、不真面目にゆるく話してきたのだけれど、なんとなく月末には次のができているのでした。
もっていっていただけたら,とても嬉しいです。

2009年3月5日木曜日

ギャラリーの展示をかえました


人物画がひとつ完成したので、人物画ばかりを集めて展示してみました。
並べてみると、みんな似たような雰囲気でした。
実際モデルは何人かいるのだけれど、途中からモデルも写真も、何も見ないで描いている時間がとても長いからかもしれません。
いろんなものを埋めたり、削ぎ落としたりをどうしてもしたくなります。
肖像画とは言えない気がします。

SL内で見てくれる人の反応もさまざまで、身近な人だと、なんとなく私がその人にもっている印象に近い感想がかえってくるのが多くておもしろいな、と思います。
見てくれる人に委ねられるっていうか、その人が汲み取ろうとしてくれるっていうか、そんな感じです。一生懸命みてくれて本当にどうもありがとうございます。



2009年2月8日日曜日

対の絵



最近、リアルで、閉鎖の決まったギャラリーに絵をすきなだけ展示してもいいよ、と誘っていただきました。
ギャラリーも営業的なことはこだわりません、ということで、無料で2週間もの間スペースを提供してくださったのでした。都心からは遠くはなれた古民家で、宣伝もあまりしなかったので、1人しかお客さんのこない日もあったりで、ギャラリースタッフさんと自分のための展覧会という感じでした。
そんな感じなので、普段はあまり人には見せなかった絵や、SL関係の個人的な絵なども展示してみました。

画像左の「わたり」という絵はSL内でも販売している絵です。
この絵は、なぜかずっと頭の中にあった形で、仕事の打ち合わせ中や、電話中などのイタズラガキにしょっちゅう描いていたので、ちゃんと板に描いてみようと思った絵でした。
描いてみるとあっという間に一気にできてしまって、描き込みも気持ち悪いくらいになりました。
その後なにも描く気がしなくなって、描きたい物も特にない感じだったのだけれど、手だけは動かしておいた方が良いといつも思うのでした。

とりあえず暗く塗った画面に木立を延々と描いていました。(けっこうこういうのが楽しい)
それが画像右の絵です。手を動かすためだけの絵でした。
描いては黒を薄くかけるということを繰り返していました。

そのうち鳥を描きながら、
もし、たったひとりで産まれてだれにも影響をうけないでいても、始めてしまうことってなんだろう、、、
なんてことをぼーっと考えながら、鳥の気分になって巣をつくったり、意味不明なものを巣に集めたり、そんなものを描き加えているうちに気が済んで放置していた絵だったのでした。
発表もしないだろうと思っていたので、1年くらい前にSL内の親しい人たちの誕生日とかに送らせてもらっていました。

今回リアルのギャラリーでこの二つの絵を並べて展示してみると、対なんだなぁ、、、ってことに気がつきました。渡ることと籠ることが、にわとりとたまごみたいなものに感じられました。

そういえば、この「わたり」という絵から:D:D;Dが[Migratório]という曲をつくってくれていました。
どこかで聞いたらこの絵のことも少し思い出してもらえたら嬉しいです。
そしてそして、その:D:D;Dにすてきな歌姫がみつかったという噂です。
ほんとによかった!